年賀状を元旦に届けたいと考えている方は多いでしょう。しかし、年末は仕事やプライベートで非常に忙しい時期でもあります。
そのため、忙しさに追われて年賀状の準備が思うように進まないことがあるかもしれません。「このままでは元旦に間に合わないのでは？」と不安に感じる方もいることでしょう。
そんな中で、年賀状が元旦に確実に届くための秘訣は何でしょうか。投函する期間はいつから始まり、いつがその期限なのでしょうか。
また、もし期限を過ぎてしまった場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか。これらの疑問にお答えし、スムーズに年賀状を送るための方法をお伝えします。
年賀状を元旦に届けるためにはいつまでに出せばいい？
年賀状を元日に届けてもらいたいと考えている場合、実は投函期限がしっかりと定められていることをご存知でしょうか。この期限を守ることで、元日当日に年賀状が確実に届くようになります。
年賀状の投函期間は何日から何日まで？
元旦に届ける年賀状の投函期間について、今年は以下のようになります。
この期間に年賀状を投函することが必要ですが、早く投函すれば良いというわけではありません。
投函期間よりも前に年賀状を投函してしまうと、年内に届いてしまう可能性がありますので注意しておきましょう！
年賀状の作成は早めに行っても問題ありませんが、投函は指定された期間内に行うことが重要です。
特に注意が必要なのは、12月25日の投函期限の最終日です。郵便局の窓口で投函する場合は問題ありませんが、郵便ポストに投入する際には、最後の取集時刻に気を付けることが大切です。
ポストに入れた郵便物は、25日の最後の集荷が終わった後は翌日扱いになってしまいます。
そのため、近くのポストの取集時刻を事前に確認しておくと安心です。時間があるときにチェックしておくことをお勧めします。
クリック一つで取集時刻がわかるポストマークのサイト
年賀状の締め切りを逃してしまった場合は？
年賀状の投函期限である12月25日を過ぎてしまった場合、果たして元日に届くのかという疑問が浮かぶことでしょう。
実は、12月28日までに投函された年賀状についても、郵便局はできる限り元日に配達できるように努めています。
しかし、出来る限りという表現が示す通り、確実に元日に届くとは限らないのです。特に遠方への送付の場合、元日に配達されることが難しいという事情もあります。
このため、年賀状を確実に元日に届けたい場合は、投函期限を守ることが非常に重要です。
25日を過ぎて投函した年賀状が元旦に届く日付と地域の目安
12月29日以降に投函された年賀状については、元日以降に順次配達が行われることになります。
しかし、注意が必要なのは、1月2日は通常、年賀状の配達が休止されるため、もし元日に間に合わなかった場合、実際の配達は1月3日以降になることが多いのです。
このため、元日に確実に年賀状を届けたいと考えているのであれば、最も安心かつ確実な方法は、12月25日までに投函することです。これを守ることで、元日当日に年賀状が届く可能性が高まります。
元旦に年賀状が間に合わないと思ったらどうすればいい？
29日を過ぎてしまい、年賀状の配達が元旦に間に合わないと考えた場合、どのように対処すればよいのでしょうか？
そんなときのために、ここからは最終手段として考えられる方法を3つご紹介します。
速達でお願いする
最終手段として、年賀状を速達で送る方法が考えられますが、その場合、実際には普通郵便として扱われることになります。
このため、発送するタイミングや配達地域によっては、元旦以前に年賀状が配達される可能性もあるのです。
ただし、速達を利用する際には、追加の料金が発生しますので、その点も考慮する必要があります。
また、受取人には速達で送ったことが明示されるため、通常の年賀状とは異なる印象を与えることになります。これらの点を踏まえた上で、速達を利用するかどうかを検討することが重要です。
配達日時を選ぶ
年賀状を配達日指定で送る方法も選択肢の一つとしてあります。しかし、この方法も速達と同様に別料金が発生するため、コストがかかる点には注意が必要です。
また、受け取り手には配達日の指定が行われていることが明確に伝わるため、通常の年賀状とは異なる印象を与えることになります。
元日に届ける場合、投函のタイミングには制限があり、さらに宛先が遠方である場合には、配達が難しくなることも予想されます。
このような点を考慮しながら、配達日指定を利用するかどうかを慎重に判断することが大切です。
郵便物を配達する郵便局へ持ち込む
先方の住所を参照し、その地域の配達を担当する郵便局で投函する方法があります。この場合、窓口で問い合わせを行うことで、年賀状が元旦に到達するかどうかを確認することが可能です。
ただし、この方法は年賀状の枚数が1～2枚程度の場合に特に適しています。一方で、年賀状の枚数が多数ある場合や、送り先が遠方である場合には、この手法を実施することが難しくなります。
そのため、状況に応じて適切な方法を選ぶことが大切であります。
まとめ
明日や明後日から新年を迎えるというこの時期に、寒い街中を歩き回りながら年賀状を持っているのはできれば避けたいものです。
もし年賀状を元旦に届けたいのであれば、年賀はがきが発売された直後から準備を始め、投函期間内に出すのが最も確実な方法となります。
年末が近づくにつれて、忙しさが増し、慌ただしさも加わるため、余裕を持って行動することが重要です。そのため、11月の上旬から準備を始めることを強くお勧めします。
これにより、年賀状の作成や投函をスムーズに行うことができ、元日に届く可能性も高まります。
