冬の夜空に輝く約42万球の光の祭典。徳島県板野町にある「あすたむらんど徳島」では、2025年度も幻想的なイルミネーションイベントが開催されています。水辺を彩る光の演出や、週末限定のナイトクルーズなど、家族やカップルで楽しめる見どころが満載です。
今回は、開催期間や点灯時間、入場料金、アクセス方法まで、訪れる前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。子どもと一緒に科学館も楽しめる複合施設だからこそ、昼から夜まで丸一日満喫できるのも魅力のひとつ。初めて訪れる方も、リピーターの方も、ぜひ参考にしてください。
あすたむらんど徳島イルミネーションはいつまで開催?
イルミネーション開催に向け準備中…🫣
🎄11.29(土)〜12.28(日)🎅🏻
今年も来園者のみなさまに感動いただけるよう
光の表現を進化させ、1年の感謝と未来への希望を込めて
県内最大規模42万球のイルミネーションでお出迎え💫今年のテーマは…
2025 Happy Xmas iQué emoción ! ~hopeful start~ pic.twitter.com/s3P2dIneTP— あすたむらんど徳島【公式】 (@Asutamu_Land) November 15, 2025
2025年度の開催期間
2025年のイルミネーションは、11月上旬から12月28日まで開催される予定です。例年、秋の深まりとともに点灯が始まり、冬の寒さが本格化する時期まで楽しむことができます。
開催期間中は、クリスマスシーズンや年末年始など、それぞれの時期で異なる雰囲気を味わえるのが特徴です。クリスマス前には家族連れやカップルで賑わい、年明けには静かで落ち着いた雰囲気の中、光の世界を堪能できます。
具体的な開催日程は、公式ウェブサイトやSNSで随時更新されますので、お出かけ前に最新情報をチェックすることをおすすめします。天候や施設の都合により、開催日が変更になる場合もありますので、事前確認は必須です。
見逃せない週末のナイトクルーズ
週末には特別なナイトクルーズイベントが実施されます。園内の水辺をゆったりと巡りながら、水面に映り込むイルミネーションを間近で楽しめる贅沢な体験です。
クルーズは事前予約制となっている場合が多く、人気のため早めの予約が推奨されます。所要時間は約20分から30分程度で、小さなお子様連れでも無理なく参加できる内容になっています。
船上から見上げる光の世界は、地上から眺めるのとはまた違った幻想的な美しさがあります。デートや特別な記念日にもぴったりのプランです。
イルミネーションの点灯時間と楽しみ方
点灯時間の詳細
イルミネーションの点灯時間は、17時から21時までとなっています。日没時刻に合わせて点灯が開始されるため、秋口と真冬では若干の時間差がある場合もあります。
最も美しく見える時間帯は、完全に日が暮れた18時以降です。空がブルーアワーと呼ばれる深い青色に染まる頃、イルミネーションの輝きが一層際立ちます。
閉園時刻の21時まで点灯していますが、混雑を避けたい方は19時以降の来場がおすすめです。週末は家族連れで賑わいますので、ゆっくり写真を撮りたい方は平日の来場も検討してみてください。
園内の見どころスポット
水辺のライトアップエリアは、あすたむらんど徳島イルミネーションの最大の見どころです。池や小川に沿って配置されたLEDライトが水面に反射し、鏡のような美しい景色を作り出します。
約42万球という規模は、四国エリアでもトップクラス。メインエリアには光のトンネルやフォトスポットが設置され、訪れた人々の記念撮影で賑わいます。
子どもたちに人気なのは、動物や植物をモチーフにした立体イルミネーションです。科学をテーマにした施設らしく、宇宙や未来をイメージした光の演出も随所に見られます。
効率的な楽しみ方のコツ
昼間のうちに科学館を見学し、夕方から園内を散策してイルミネーション点灯を待つのが理想的なスケジュールです。日中は子ども科学館でプラネタリウムや体験型展示を楽しみ、夜は幻想的な光の世界に浸る。一日で二度美味しい過ごし方ができます。
防寒対策は念入りに。冬の徳島は意外と冷え込みますので、コートや手袋、マフラーなどをしっかり準備してください。特に水辺は風が冷たく感じられます。
カメラやスマートフォンの充電も忘れずに。美しい光景に夢中になって撮影していると、あっという間にバッテリーが減ってしまいます。モバイルバッテリーを持参すると安心です。
あすたむらんど徳島の料金体系
入場料金の詳細
2025年度の入場料金は以下の通りです。
- 大人(高校生以上):510円
- 小中学生:200円
- 小学生未満:無料
- 65歳以上:無料(年齢を証明できるものの提示が必要)
イルミネーション期間中も通常の入場料金で楽しむことができます。追加料金が発生しないのは嬉しいポイントです。
年間パスポートも販売されており、何度も訪れる予定がある方にはお得な選択肢となります。年間パスポートは大人1,530円、小中学生600円で、3回以上の来場で元が取れる計算です。
科学館の料金について
子ども科学館は入場料金とは別料金になっています。
- 大人:510円
- 小中学生:200円
- 小学生未満:無料
プラネタリウムの観覧にも別途料金が必要です。
- 大人:510円
- 小中学生:200円
- 小学生未満:無料
セット券も用意されており、入場料と科学館、プラネタリウムがセットになったお得なチケットも購入可能です。一日じっくり遊ぶなら、セット券の購入をおすすめします。
お得な割引情報
障がい者手帳をお持ちの方とその介助者1名は、入場料が無料になります。受付で手帳を提示してください。
団体割引も用意されています。20名以上の団体で訪れる場合は、事前に連絡を入れておくとスムーズです。
近隣の宿泊施設では、あすたむらんど徳島の入場券付き宿泊プランを提供しているところもあります。遠方から訪れる方は、そういったプランを活用するのも賢い選択です。
あすたむらんど徳島へのアクセス方法

車でのアクセス
徳島自動車道「藍住IC」から約5分というアクセスの良さが魅力です。ICを降りてからの道のりもわかりやすく、初めて訪れる方でも迷うことは少ないでしょう。
高松方面からは約40分、徳島市内からは約20分の距離です。カーナビに「あすたむらんど徳島」と入力すれば、スムーズに到着できます。
駐車場は無料で約1,000台分のスペースが用意されています。イルミネーション期間中の週末は混雑することもありますが、広大な駐車場のため停められないということはほぼありません。
ただし、クリスマスシーズンの土日祝日は特に混み合いますので、開場時刻よりも早めに到着するか、少し時間をずらして訪れることをおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
JR徳島駅から路線バスを利用する方法があります。徳島バスの「鍛冶屋原線」に乗車し、「あすたむらんど」バス停で下車してください。所要時間は約30分です。
バスの本数は1時間に1本程度と少なめですので、事前に時刻表を確認しておくことが大切です。特に帰りのバスの時間は必ずチェックしておきましょう。
イルミネーション期間中の週末には、臨時バスが運行されることもあります。公式ウェブサイトや徳島バスのホームページで最新の運行情報を確認してください。
タクシーを利用する場合、徳島駅からは約20分、料金は3,000円前後が目安です。グループで訪れる場合は、タクシーを使うのも便利な選択肢となります。
周辺施設との組み合わせ
あすたむらんど徳島の周辺には、大塚国際美術館や鳴門の渦潮など、徳島を代表する観光スポットが点在しています。
日中は観光を楽しみ、夕方からあすたむらんど徳島でイルミネーションを鑑賞するという行程を組むと、充実した一日になります。特に大塚国際美術館は見応えがあり、半日以上かけてゆっくり鑑賞する価値があります。
宿泊する場合は、鳴門市内や徳島市内のホテルが便利です。温泉旅館に泊まって、徳島の食と温泉も満喫するのも良いでしょう。
子ども科学館も見逃せない
科学館の魅力
あすたむらんど徳島の目玉施設のひとつが子ども科学館です。体験型の展示が豊富で、楽しみながら科学の不思議に触れることができます。
館内には、宇宙や生命、エネルギーなど、様々なテーマの展示コーナーが設けられています。実際に触れて動かせる展示が多く、小さな子どもから大人まで夢中になれる内容です。
プラネタリウムでは、満天の星空を眺めながら宇宙の神秘について学べます。季節ごとに投影内容が変わるので、何度訪れても新しい発見があります。
実験ショーやワークショップ
週末や祝日には、サイエンスショーや工作教室などのイベントが開催されます。科学の原理を使った不思議な実験や、ものづくりの楽しさを体験できる貴重な機会です。
事前予約が必要なプログラムもありますので、参加したいイベントがある場合は早めに公式サイトをチェックしましょう。
夏休みや冬休みなどの長期休暇期間中は、特別なイベントも企画されます。自由研究のヒントを得たり、親子で一緒に学んだりと、学びの場としても最適です。
屋外の遊具エリア
科学館の周辺には、大型遊具や芝生広場も整備されています。天気の良い日は、屋外でのびのびと遊ぶこともできます。
ローラーすべり台やネットアスレチックなど、体を動かして遊べる遊具が充実しており、子どもたちのエネルギーを発散させるのにぴったりです。
芝生広場ではピクニックも楽しめます。お弁当を持参して、家族でゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
訪れる前に知っておきたいポイント
服装と持ち物
冬のイルミネーション鑑賞では、防寒対策が何より大切です。徳島は比較的温暖な気候ですが、夜間の屋外は冷え込みます。
厚手のコートやダウンジャケット、マフラー、手袋は必須アイテムです。足元も冷えやすいので、靴下を重ね履きしたり、ブーツを履いたりするのがおすすめです。
歩きやすい靴を選ぶことも忘れずに。園内は広く、イルミネーションを見て回るとかなりの距離を歩くことになります。ヒールの高い靴やサンダルは避けましょう。
カメラ撮影のコツ
イルミネーションの撮影には、三脚があると便利です。夜間の撮影では手ブレが起きやすいため、安定した撮影ができる三脚があれば美しい写真が撮れます。
スマートフォンで撮影する場合は、夜景モードを活用してください。明るさを調整したり、HDR機能をオンにしたりすることで、より印象的な写真が撮影できます。
人物と一緒に撮影する際は、フラッシュを使うとイルミネーションの雰囲気が損なわれてしまいます。できるだけ自然光や施設の照明を活用しながら撮影しましょう。
食事の準備
園内には軽食が取れるカフェやレストランがありますが、イルミネーション期間中の夜間は営業していない場合もあります。
夕食は入場前に済ませておくか、軽食を持参することをおすすめします。温かい飲み物を水筒に入れて持っていくと、冷えた体を温めることができます。
周辺にはファミリーレストランやコンビニエンスストアもありますので、事前に立ち寄って買い物を済ませておくのも良いでしょう。
混雑を避けるための工夫
平日の来場が最も空いており、ゆっくりと鑑賞できます。週末や祝日はどうしても混雑しますが、開場直後や閉園間際は比較的人が少ない傾向にあります。
クリスマス前後の週末は特に混み合いますので、静かに楽しみたい方は12月上旬や1月中旬以降がおすすめです。
SNSで混雑状況をリアルタイムで確認するのも有効な手段です。公式アカウントや訪問者の投稿から、その日の混み具合を把握できます。
最後に
あすたむらんど徳島のイルミネーションは、約42万球の光が織りなす幻想的な世界を楽しめる、四国を代表する冬のイベントです。2025年も11月上旬から1月下旬まで開催され、水辺のライトアップや週末のナイトクルーズなど、魅力的なコンテンツが盛りだくさんです。
入場料は大人510円とリーズナブルで、子ども科学館やプラネタリウムと組み合わせれば、一日中家族で楽しむことができます。徳島自動車道「藍住IC」から約5分というアクセスの良さも魅力で、無料の広い駐車場も完備されています。
イルミネーションの点灯時間は17時から21時まで。防寒対策をしっかりと行い、カメラの準備も万全にして、冬の夜を彩る光の祭典を満喫してください。昼間は科学館で学び、夜は美しいイルミネーションに癒される。そんな素敵な一日を、あすたむらんど徳島で過ごしてみませんか。
