宮島の紅葉谷公園が見頃に突入!ライトアップも幻想的すぎる!

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世界遺産の島に広がる、燃えるような紅葉の絶景。宮島の紅葉谷公園が、今年も秋の装いで訪れる人々を魅了する季節がやってきました。

海に浮かぶ朱色の大鳥居と、山を染め上げる真っ赤なモミジ。この二つが織りなす景色は、まさに日本の秋を象徴する美しさです。厳島神社から歩いてすぐという立地も魅力のひとつ。参拝と紅葉狩りを一度に楽しめる、贅沢な時間が待っています。

2025年の見頃は11月中旬から下旬。約700本のカエデが色づく様子は圧巻です。そして夜になると、ライトアップされた幻想的な世界が広がります。昼間とはまったく違う表情を見せる紅葉は、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれるはずです。

今回は、宮島・紅葉谷公園の魅力を徹底解説。見頃の時期やライトアップ情報、アクセス方法まで、訪れる前に知っておきたい情報をたっぷりとお届けします。

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宮島・紅葉谷公園ってどんな場所?

宮島・紅葉谷公園は、世界遺産・厳島神社から徒歩約5分の場所にある紅葉の名所です。瀰山原始林(みせんげんしりん)の麓に位置し、その名の通り、秋になると公園全体が紅葉に包まれます。

公園内を流れる紅葉谷川に沿って遊歩道が整備されており、散策しながら紅葉を楽しめる構造。イロハモミジを中心に、オオモミジ、ウリハダカエデ、ヤマモミジなど約700本のカエデが植えられています。

特に清流に朱塗りの影を落とす紅葉橋一帯の眺めは秀逸。赤い橋と紅葉が重なり合う景色は、写真撮影の人気スポットになっています。川のせせらぎを聞きながら歩く散策路は、心を落ち着かせてくれる癒しの空間です。

江戸時代末期創業の老舗旅館「岩惣」が公園入口付近にあり、歴史的な建物と紅葉の調和も見どころのひとつ。明治時代から多くの著名人がこの地を訪れ、紅葉を愛でてきた歴史があります。

宮島は「海・神社・紅葉」の三重構造が楽しめる稀有な場所。海に浮かぶ大鳥居を背景に、朱塗りの社殿と山の紅葉が一体となった景観は、ここでしか味わえない絶景です。

2025年の紅葉見頃はいつ?ベストシーズンを逃さない

宮島・紅葉谷公園の紅葉見頃は、例年11月中旬から11月下旬です。2025年も同様の時期が予想されていますが、気温の変化によって若干前後する可能性があります。

11月上旬には、少しずつ色づき始めます。緑から黄色、そして赤へと変化していく過程を楽しめる時期。まだ人出も少なく、ゆったりと散策できます。

11月中旬になると、本格的に紅葉が進みます。赤、オレンジ、黄色のグラデーションが美しく、最も華やかな時期を迎えます。この頃が撮影にも最適なタイミングです。

11月下旬は、深い赤色に染まった落ち着いた紅葉が楽しめます。シーズン終わり頃には、散った紅葉で地面が赤く染まり、自然のレッドカーペットが広がります。足元まで紅葉に包まれる体験は、この時期ならではの魅力です。

天候によって色づき具合は変わりますので、訪問前に宮島観光協会の公式FacebookやInstagramで最新状況をチェックしておくと確実です。朝晩の気温差が大きい年ほど、鮮やかな紅葉になる傾向があります。

週末や祝日は多くの観光客で賑わいます。混雑を避けたい場合は、平日の早朝がおすすめ。朝8時から9時頃なら、静かな雰囲気の中でゆっくりと紅葉を鑑賞できます。

夜の絶景!紅葉谷公園ライトアップの魅力

紅葉谷公園の最大の見どころといえば、夜のライトアップです。2025年11月8日(土)から30日(日)まで、日没から21時までライトアップを実施予定となっています。

暗闇の中、光に照らされた紅葉は昼間とはまったく異なる表情を見せます。赤や黄色の葉が浮かび上がり、幻想的な空間が広がります。川面に映り込む紅葉も美しく、水鏡に映る光景は息をのむほどです。

公園内にかかる赤い紅葉橋を紅葉が彩る風景は写真スポットとして人気。ライトアップ時には、橋と紅葉が一体となって輝き、まるで絵画のような美しさです。三脚を立てて撮影する人も多く見られます。

夜になると気温がぐっと下がりますので、防寒対策は必須です。特に11月下旬は冷え込みますので、羽織るものを持参しましょう。また、足元が暗い場所もありますので、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。

ライトアップの時間帯は、昼間ほど混雑しない傾向があります。静かで幻想的な雰囲気を楽しみたい方には、夜の訪問が最適です。ただし、最終フェリーの時間には注意が必要ですので、事前に時刻表を確認しておきましょう。

大聖院でも紅葉ライトアップを開催

紅葉谷公園だけでなく、**宮島で最も古い寺院「大聖院」でも紅葉ライトアップが楽しめます。2025年11月17日(月)から29日(土)まで開催。金・土曜日は18時から21時、その他の日は17時30分から19時まで実施される予定です。

大聖院は、806年に弘法大師空海が開基したと伝わる歴史ある寺院。境内には個性豊かな表情をした小さなお地蔵さんがたくさんいて、参拝しながら紅葉を楽しめます。

厳島神社の出口から坂道をまっすぐ250メートルほど進むと山門に到着します。階段を上がりながら、勅願堂や摩尼殿などをお参りしつつ、美しく色づいた木々を眺められる構成です。

ライトアップされた境内は、昼間とは違った荘厳な雰囲気に包まれます。お堂と紅葉が光に照らされる様子は、神秘的で心が洗われるような体験です。紅葉谷公園とあわせて訪れれば、宮島の紅葉を存分に堪能できます。

宮島へのアクセス方法を徹底解説

宮島は島ですので、フェリーでのアクセスが基本となります。それぞれの交通手段について詳しく見ていきましょう。

広島市内からのアクセス

JRを利用する場合、広島駅からJR山陽本線で宮島口駅まで約25分。宮島口駅から徒歩すぐのフェリー乗り場まで移動します。

広島電鉄(路面電車)を利用する場合、広島駅から広電宮島口駅まで約70分。時間はかかりますが、料金が安く、車窓から広島の街並みを楽しめます。

フェリーでの移動

宮島口桟橋からは、JR宮島フェリーまたは宮島松大汽船の2社が運航。所要時間は約10分です。どちらのフェリーも運賃は同じで、大人片道180円、往復360円となっています。

JR宮島フェリーは、一部の便で大鳥居に接近するルートを通るため、海上から大鳥居をより近くで見たい方におすすめ。朝7時頃から夜10時頃まで、約15分間隔で運航しています。

宮島桟橋から紅葉谷公園まで

宮島桟橋に到着したら、厳島神社方面へ徒歩で向かいます。商店街を通り抜けながら歩く道のりは、食べ歩きグルメやお土産店も楽しめます。

厳島神社を参拝してから紅葉谷公園へ向かう場合、合わせて徒歩約20分。案内表示も充実していますので、迷うことはほとんどありません。

車でのアクセスと駐車場

車で訪れる場合、山陽自動車道の廿日市ICまたは大野ICから、国道2号線経由で宮島口桟橋を目指します。ICからは約10分です。

宮島口周辺には複数の有料駐車場があります。料金は1日1,000円前後が相場。紅葉シーズンの週末は早い時間に満車になることも多いため、午前9時までの到着を目指しましょう。

なお、宮島島内への車の持ち込みは一般的ではありません。宮島口に駐車してフェリーで渡るのが基本スタイルです。

紅葉谷公園散策のおすすめコースと撮影ポイント

せっかく訪れるなら、効率よく見どころを回りたいもの。おすすめの散策ルートと撮影スポットをご紹介します。

定番の観光コース(所要時間:約3時間)

宮島桟橋に到着したら、まず厳島神社を参拝します。海に浮かぶ社殿と大鳥居の景色は、宮島観光のハイライト。満潮時と干潮時で違った表情を見せるので、潮の満ち引きも確認しておくとよいでしょう。

厳島神社を出たら、紅葉谷公園へ向かいます。入口から遊歩道に沿って奥へ進み、紅葉橋周辺で撮影タイム。この赤い橋と紅葉のコラボレーションは、絶対に押さえたいポイントです。

余裕があれば、宮島ロープウェイで弥山(みせん)の展望台へ。山頂から見る瀬戸内海と紅葉の眺めは、文字通り息をのむような絶景です。ロープウェイの所要時間は片道約15分。

じっくり写真撮影コース(所要時間:約2時間)

カメラ好きなら、早朝の光がおすすめです。朝日に照らされた紅葉は、柔らかくて美しい色合いになります。人も少なく、構図を考えながらじっくり撮影できます。

絶対に押さえたい撮影スポットは、紅葉橋からの眺め。川と紅葉、そして背景の山並みが一枚の写真に収まります。晴れた日の午前中は、光の加減が最高です。

紅葉谷川沿いの遊歩道も撮影ポイント。清流と紅葉の組み合わせは、涼やかで日本らしい風景です。風のない日は、水面に映る紅葉も狙えます。

夕方になると、斜めから差し込む光が紅葉を照らし、ドラマチックな雰囲気に。夕暮れ時からライトアップまでの時間帯は、色温度の変化も楽しめます。

静かに過ごすコース(所要時間:約1時間30分)

混雑を避けたいなら、木比屋谷(こひやだに)公園や大元(おおもと)公園もおすすめ。紅葉谷公園ほど知られていませんが、豊かな自然の中で静かに紅葉を楽しめます。

大元公園は宮島の北側に位置し、海岸線沿いにモミの木が群生。潮と樹々の香りを楽しみながら、穏やかな時間を過ごせます。池の周りにはモミジやイチョウが色づき、水面に映る姿も美しい光景です。

運が良ければ、くつろいでいる鹿に出会えることも。野鳥のさえずりやせせらぎの音に耳を傾けながら、心やすらぐひとときを過ごせます。

紅葉と一緒に楽しみたい宮島グルメ

紅葉狩りの合間には、宮島ならではのグルメも堪能しましょう。

牡蠣料理

宮島といえば、新鮮な牡蠣。焼き牡蠣の香ばしい香りが商店街に漂います。牡蠣屋や焼がきのはやしなど、人気店が軒を連ねています。

牡蠣フライ、牡蠣飯、牡蠣カレーなど、バリエーション豊富。牡蠣が苦手な方でも楽しめる他のメニューも充実しています。

もみじ饅頭

宮島土産の定番もみじ饅頭。できたての温かいもみじ饅頭を食べ歩きするのも、宮島観光の楽しみのひとつです。

最近では、揚げもみじという新しいスタイルも人気。サクサクの衣と、中のしっとりした餡のコントラストが絶妙です。

あなご飯

宮島名物のあなご飯も外せません。ふっくらと焼き上げたあなごを甘辛いタレで仕上げた逸品。うえのや、ふじたやなど、老舗の味を堪能できます。

お弁当スタイルで販売している店もあるので、紅葉を眺めながら食べるのもおすすめです。

混雑を避けて快適に楽しむコツ

宮島は紅葉シーズンに国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット。快適に過ごすためのポイントをお伝えします。

訪問時間を工夫する

平日の早朝訪問が最もおすすめです。朝8時から9時頃に到着すれば、フェリーも空いており、公園も比較的静かに散策できます。

週末しか行けない場合は、開門直後か、15時以降の夕方を狙いましょう。11時から13時頃が最も混雑するピークタイムです。

宿泊も検討する

日帰りではなく、宮島に宿泊するプランもおすすめ。夜のライトアップをゆっくり楽しんだ後、翌朝の早い時間に散策できます。

島内には老舗旅館から手頃なゲストハウスまで、様々な宿泊施設があります。特に紅葉シーズンは予約が埋まりやすいので、早めの予約が賢明です。

服装と持ち物

11月の宮島は、日中は過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込みます。脱ぎ着しやすい上着を持参しましょう。

歩きやすいスニーカーは必須。紅葉谷公園の遊歩道は整備されていますが、大聖院や弥山に登る場合は特に注意が必要です。

飲み物は島内のコンビニや自動販売機で購入できますが、混雑時は売り切れることも。水筒を持参しておくと安心です。

周辺の観光スポットもあわせて巡ろう

紅葉谷公園以外にも、宮島には魅力的なスポットが点在しています。

厳島神社

世界遺産・厳島神社は、宮島観光の中心。海に浮かぶ朱色の社殿は、満潮時には海上に浮かんでいるように見え、干潮時には大鳥居まで歩いて近づけます。

紅葉シーズンは、朱色の社殿と赤いモミジのコントラストが見事。参拝しながら、日本の美を存分に感じられます。

弥山

標高535メートルの弥山は、原始林が国の天然記念物に指定されています。ロープウェイで途中まで登り、そこから徒歩で山頂を目指せます。

山頂の展望台からは、瀬戸内海の島々を一望。天気が良ければ四国まで見渡せます。紅葉と海の青さの対比は、ここでしか見られない絶景です。

宮島水族館

家族連れなら宮島水族館(みやじマリン)もおすすめ。瀬戸内海の生き物を中心に展示されており、アシカショーなども楽しめます。

紅葉散策の合間に立ち寄れば、子どもも飽きずに一日を過ごせます。

最後に

世界遺産の島で楽しむ紅葉狩り。宮島・紅葉谷公園は、海と神社と紅葉が一度に楽しめる、日本でも稀有なスポットです。

2025年の見頃は11月中旬から下旬。約700本のカエデが織りなす紅葉のグラデーションは、何度見ても感動的です。昼間の散策も素晴らしいですが、夜のライトアップでは幻想的な世界が広がります。

アクセスは、広島市内からフェリーで約40分から80分。日帰りでも十分楽しめますが、宿泊すれば朝夕の静かな時間も満喫できます。混雑を避けるなら、平日の早朝訪問がベストです。

厳島神社の参拝、紅葉狩り、牡蠣やもみじ饅頭のグルメ。宮島には、日本の秋を凝縮したような魅力が詰まっています。カメラを手に、大切な人と、あるいはひとりでじっくりと。あなたなりの楽しみ方で、2025年の紅葉シーズンを満喫してください。

広島・山口の紅葉スポットをもっと楽しむなら

宮島・紅葉谷公園で世界遺産と紅葉の共演を堪能したら、近隣のもうひとつの絶景紅葉スポットへ足を延ばしてみませんか?

山口県岩国市の「錦帯橋」周辺も、秋の紅葉名所として知られています。日本三名橋のひとつに数えられる錦帯橋は、五連のアーチが美しい木造橋。その周辺に広がる紅葉との組み合わせは、まさに絵画のような景色です。

宮島から岩国までは、車で約40分。電車を利用する場合は、宮島口駅からJR岩国駅まで約30分です。どちらも海に面した観光地ですが、宮島が神社と島の自然なら、岩国は橋と川の風景。対照的な魅力を持つ両スポットで、秋の感動を2倍に。

錦帯橋周辺の詳しい紅葉情報や見頃時期、アクセス方法について知りたい方は、ぜひそちらの情報もチェックしてみてください。

広島・山口エリアの紅葉スポットを巡って、忘れられない秋の旅を。世界遺産の島と日本三名橋。両方の絶景で、心に残る思い出を作ってください。

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